【イブA錠】と【カイテキIB錠】の違いを解説していきます。
製品を比較・検討・購入する際の参考にしていただければ幸いです。
※当ページは主に、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構の「医薬品医療機器情報提供ホームページ」に掲載されている情報をもとに、作成しております。
※製品名をクリックすると、Amazon.co.jpや楽天市場等のショッピングサイトのページにアクセスすることができる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
目次
製品の特徴
【イブA錠】と【カイテキIB錠】の製品の特徴(それぞれの製品の説明書(添付文書)に謳われている内容)を比較すると、次の通りです。
製品名 | 製品の特徴 |
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イブA錠 | イブプロフェン配合製剤 痛み・熱 ●イブA錠は、痛み・熱にすばやくすぐれた効き目をあらわすイブプロフェンに、その鎮痛・解熱効果を高めるアリルイソプロピルアセチル尿素と無水カフェインを配合した製剤です。 ≪特 長≫ ●痛みのもとにしっかり作用して、つらい痛みをよく抑えます。 ●のみやすい小粒のフィルムコーティング錠です。 |
カイテキIB錠 | 痛みや発熱時の解熱にすぐれた効き目を発揮するイブプロフェンと、その効果を助けるアリルイソプロピルアセチル尿素や無水カフェインを配合した、小粒で飲みやすいフィルムコーティング錠です。 (添付文書ではなく、富士薬品公式通販「カイテキIB錠 (60錠)【指定第2類医薬品】★」より引用。) |
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医薬品分類
【医薬品分類について】
一般的に、医療用医薬品>要指導医薬品>第1類医薬品>第2類医薬品>第3類医薬品>医薬部外品の順に、薬の効果が高い(効き目が強い)とされている一方で、薬の副作用や飲み合わせのリスクが高いとされています。
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製造販売元
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用法・用量
製品名 | 用法・用量 |
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イブA錠 | 次の1回量を1日3回を限度とし、なるべく空腹時をさけて水又はぬるま湯で服用してください。服用間隔は4時間以上おいてください。
[年齢:1回量] |
カイテキIB錠 | 次の1回量を1日3回を限度とし,なるべく空腹時をさけて水またはぬるま湯で服用してください。
[年齢:1回量:1日服用回数] |
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成分
【イブA錠】の成分
【イブA錠】の1回量(2錠)中の成分は、次の通りです。
成分 | 分量 | 内訳 |
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イブプロフェン | 150mg | |
アリルイソプロピルアセチル尿素 | 60mg | |
無水カフェイン | 80mg |
【添加物】 クロスカルメロースNa、無水ケイ酸、セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、マクロゴール、ステアリン酸Mg、タルク、酸化チタン
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【カイテキIB錠】の成分
【カイテキIB錠】の1回量(2錠)中の成分は、次の通りです。(なお、同製品の添付文書には6錠中の成分が記載されています。)
成分 | 分量 | 内訳 |
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イブプロフェン | 150mg | |
アリルイソプロピルアセチル尿素 | 60mg | |
無水カフェイン | 80mg |
【添加物】乳糖水和物,トウモロコシデンプン,ヒドロキシプロピルセルロース,デンプングリコール酸Na,無水ケイ酸,ステアリン酸Mg,マクロゴール,ヒプロメロース,酸化チタン
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【イブA錠】と【カイテキIB錠】の成分の比較
【イブA錠】と【カイテキIB錠】の1回量の成分を比較すると、次の通りです。
成分 | イブA錠 | カイテキIB錠 |
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イブプロフェン | 150mg | 150mg |
アリルイソプロピルアセチル尿素 | 60mg | 60mg |
無水カフェイン | 80mg | 80mg |
両製品の成分を比較すると、成分は同じ(添加物は除く)、と言って良いでしょう。
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効果・効能
【イブA錠】と【カイテキIB錠】の効果・効能を比較すると、次の通りです。
製品名 | 効果・効能 |
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イブA錠 | ●月経痛(生理痛)・頭痛・歯痛・咽喉痛・関節痛・筋肉痛・神経痛・腰痛・肩こり痛・抜歯後の疼痛・打撲痛・耳痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛 ●悪寒・発熱時の解熱 |
カイテキIB錠 | 1)頭痛・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛(のどの痛み)・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざにともなう痛み(ねんざ痛)・月経痛(生理痛)・外傷痛の鎮痛 2)悪寒(発熱によるさむけ)・発熱時の解熱 |
両製品で表示されている効果・効能を比較すると、効果・効能の内容はほぼ同じ、と言って良いでしょう。
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