【バファリンA】と【バッサルトAII】の違いを解説していきます。
製品を比較・検討・購入する際の参考にしていただければ幸いです。
※当ページは主に、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)のWebサイトに掲載されている情報をもとに、作成しております。
※製品名をクリックすると、Amazon.co.jpや楽天市場等のショッピングサイトのページにアクセスすることができる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
目次
製品の特徴
【バファリンA】と【バッサルトAII】の製品の特徴(それぞれの製品の説明書(添付文書)に謳われている内容)を比較すると、次の通りです。
製品名 | 製品の特徴 |
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バファリンA | 早く効いて胃にやさしい バファリンには有効成分の異なる製品があります。本品の解熱鎮痛成分はアスピリン(アセチルサリチル酸)です。医師,歯科医師,薬剤師又は登録販売者に相談する場合は,アスピリン(アセチルサリチル酸)とお伝えください。 ●痛み,熱を抑える成分〈アスピリン(アセチルサリチル酸)〉 ●胃を守る成分〈ダイバッファーHT(合成ヒドロタルサイト)〉 ●眠くなる成分を含まない |
バッサルトAII | バッサルトAIIは,眠くなる成分やカフェインを含まない非ピリン系の解熱鎮痛薬です。 解熱鎮痛成分のアスピリン(アセチルサリチル酸)に,胃を保護する成分の合成ヒドロタルサイトを配合することで,胃にやさしく,つらい痛みや急な発熱に効果を発揮します。 |
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医薬品分類
【医薬品分類について】
一般的に、医療用医薬品>要指導医薬品>第1類医薬品>第2類医薬品>第3類医薬品>医薬部外品の順に、薬の効果が高い(効き目が強い)とされている一方で、副作用や相互作用(薬と薬の飲み合わせ、薬と食品の食べ合わせ)、依存性など安全性の観点からリスクが高いとされています。
また、第2類医薬品のうち、安全性の観点から特に注意を要するものは、「指定第2類医薬品」となっております。
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製造販売元
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用法・用量
製品名 | 用法・用量 |
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バファリンA | なるべく空腹時をさけて服用してください。服用間隔は6時間以上おいてください。 次の量を水又はぬるま湯にて服用してください。 [年齢:1回量:1日服用回数] |
バッサルトAII | 次の量を,水又はぬるま湯で服用してください。
[年齢:1回量:服用回数] |
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成分
【バファリンA】の成分
【バファリンA】の1回量(2錠)中の成分は、次の通りです。
成分 | 分量 | 内訳 |
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アスピリン | 660mg | |
合成ヒドロタルサイト(ダイバッファーHT) | 200mg |
【添加物】 トウモロコシデンプン,ステアリン酸マグネシウム,ヒプロメロース(ヒドロキシプロピルメチルセルロース),酸化チタン,マクロゴール,青色1号
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【バッサルトAII】の成分
【バッサルトAII】の1回量(2錠)中の成分は、次の通りです。
成分 | 分量 | 内訳 |
---|---|---|
アスピリン | 660mg | |
合成ヒドロタルサイト | 200mg |
【添加物】トウモロコシデンプン,タルク,ステアリン酸Mg,ヒプロメロース,マクロゴール,酸化チタン,青色1号,カルナウバロウ
【バファリンA】と【バッサルトAII】の成分の比較
【バファリンA】と【バッサルトAII】の1回量中の成分を比較すると、次の通りです。
成分 | バファリンA | バッサルトAII |
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アスピリン | 660mg | 660mg |
合成ヒドロタルサイト | 200mg | 200mg |
両製品の成分を比較すると、成分は同じ(添加物は除く)、と言って良いでしょう。
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効果・効能
【バファリンA】と【バッサルトAII】の効果・効能を比較すると、次の通りです。
製品名 | 効果・効能 |
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バファリンA | 頭痛・月経痛(生理痛)・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・咽喉痛・歯痛・抜歯後の疼痛・打撲痛・捻挫痛・骨折痛・外傷痛・耳痛の鎮痛。悪寒・発熱時の解熱 |
バッサルトAII | ○頭痛・月経痛(生理痛)・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・咽喉痛・歯痛・抜歯後の疼痛・打撲痛・ねんざ痛・骨折痛・外傷痛・耳痛の鎮痛 ○悪寒・発熱時の解熱 |
両製品で表示されている効果・効能を比較すると、効果・効能の内容はほぼ同じ、と言って良いでしょう。
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参考ページ
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 | 一般用医薬品・要指導医薬品 添付文書等情報検索「バファリンA」